老朽化した地下タンクを低コスト・短期間で
再生延命し、安心と安全をご提供します。
既に設置されている地下タンクの内面の腐食・防食措置として、FRPライニングの技術が実用化されてきています。地下タンクFRPライニング工事とは、地下タンク素材である「鋼板」と腐食を補うFRP(Fiber Reinforced Plastics)ガラス繊維強化プラスチックの積層施工により、互いの優位性を活用した工法です。
地下タンクFRPライニング工事とは
近年、地下タンクの老朽化により、油漏れの事故が多発しています。地下タンクの設置から数十年経過しているのに、日常点検や法的点検の管理のみで地下タンクの直接的なメンテナンスなしに設備が健全とは言えません。地下タンクFRPライニング工事は厚さ2mm以上のFRPをタンク内部に形成することで鋼板腐食によるリスクを回避し、地下タンク本体を延命する事ができる安心と安全の施工方法です。
特徴
・安価な費用
タンクの入れ替えと比較して、およそ1/3の費用で施工可能です。
・工期の短縮
10KLタンク1基で約7日間、4基で15日間程度で施工可能です。また、仮営業しながらでも施工可能ですので、営業を休まずタンクを延命する事ができます。
・腐食しない素材
腐食に強いFRP素材を使用することにより、タンクそのものの経年劣化を防ぐ働きも担います。また、FRPはタンクや配管だけでなく、コンクリートやモルタルの防食素材としても用いられます。
使用状況にもよりますが、地下タンクは一般には30年程度で交換を検討しなければなりません。しかし、工事費用は相当な金額となり、また休業により営業収入も落ちてしまいます。地下タンクFRPライニング工事であれば、鋼製地下タンクにマンホールを設置し、内面を点検、洗浄、清掃後に紫外線硬化型FRPシートを張り付けます。費用は割安で、営業しながら工事を行うことが出来ます。